国分寺カイロ 片頭痛 緊張型(性)頭痛 顎の痛み

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頭部・顎関節の症例ファイル


頭部・顎関節の症例について、具体的にご紹介します。

    症例解説(頭痛・顎関節の症例)

  • Case No.122  頭痛(後頭神経痛)・耳の後ろが痛い(40代 女性 会社員)
  • ここ四日間頭痛が続いている。右耳の後ろが突き抜けるように不規則に痛く、肩こりも強い。もともと学生時代から肩こりと片頭痛持ち、また斜頸と側弯があるとのこと。

    <検査>
    姿勢検査―胸椎左凸側弯、頭部左回旋変位、カイロ検査―頚部伸筋群、上部僧帽筋、肩甲挙筋の過緊張、肩甲骨の可動性低下(R>L)、脊椎に関節機能障害が認められた。

    <施術>
    筋肉の対するアプローチと脊椎関節の調整、ストレッチ、姿勢指導を行った。

    <経過>
    週1回のペースで行い、4回程度で症状は改善に至った。その後、徐々に間隔を空けながら月一回のケアを行っているが半年以上経っても頭痛は1度も出ておらず良い状態を保っている。

  • Case No.104  歯の痛み・下の前歯が痛い・筋筋膜性歯痛(20代女性 大学生)
  • 1週間前から下顎の中切歯(前歯2本)裏側と歯頚部(歯と歯ぐきの境目)に痛みが発症。歯医者では異常はなく、ストレスか神経の乱れではないかとのこと。何をしていてもジンジンと痛み、夜も寝られないという。

    <検査>
    カイロ検査にて頚部伸筋群(特にC2、C3レベル)、胸鎖乳突筋の過緊張と圧痛。さらに患部への関連痛が誘発された。胸背部筋の過緊張、肩甲骨の可動性低下がみられた。

    <施術>
    頚部周囲筋、胸背部筋を中心に筋肉のケア、肩甲骨のケア、脊椎の調整を行った。

    <経過>
    2日後に来院。かなり良くなったとのこと(VAS3)。前回の施術当日はまだ痛みは残っていたが、日に日に良くなり、夜も寝られるようになった。常時痛むこともない。5日後に3回目の来院。全く痛くないとのこと(VAS0)。

    <コメント>
    今回のケースでは頚部の筋肉の異常が下の歯に関連痛として現れていた可能性があります。関連痛で下顎前部の歯に現れるものとして顎二腹筋の前腹(三叉神経由来)がありますが、今回のケースは頚の筋肉でした。いずれにせよ、歯の痛みは歯科を受診することが第一選択肢ですが、今回のようなケースも中にはあるということで症例にしました。

  • Case No.102  混合型頭痛(片頭痛・緊張型頭痛)(30代 女性)
  • 1週間前から頭痛とおう吐があり、脳神経外科を受診したところ片頭痛と緊張型頭痛と診断された。部位は右後頭部と側頭部で締め付けられる痛み。痛みが出始めると何をしても痛く、薬を飲んでも治まらず、気持ち悪くなりおう吐してしまう。夕方になるにつれ症状がひどくなり、朝は比較的薬で治まっている。もともと学生時代から数ヶ月に1回程度、天気(雨・低気圧)の変化によって頭痛(右側の拍動性)はあったが、薬で治まっていた。しかし今回の頭痛は薬を飲んでも治まらず、連日続いている。

    <検査>
    頚部、胸背部、腰部の筋肉の過緊張とアンバランス、頚椎から腰椎の関節の歪みと運動制限、仕事中の不良姿勢がみられた。

    <施術>
    筋肉のケアと関節の調整に加え、姿勢指導も行った。

    <経過>
    初回の施術以降、連日出ていた頭痛は治り、たまに天気が悪い日に少し出るくらいで、薬を飲むほどではない。今回は事情により5回のみの施術となったが、緊張型の頭痛は改善し、もともとあった片頭痛は緩和には繋がったが改善までには至らなかった。

  • Case No.95  顎の痛み・顎関節症(40代 女性)
  • 以前から顎の痛み(あくび、硬いものを噛むなど)や口を開く時に音がコキコキ鳴るとのこと。歯科医院に行ったが軽度の顎関節症と言われ、特に処置は行わず経過観察となった。

    <検査>
    開口時に左側頭下顎関節に僅かにクリック音と偏奇。左下顎枝内方変位。左外側翼突筋の過緊張と圧痛。咬筋の過緊張。頚部、肩甲骨周囲筋の過緊張。頸椎、肩甲骨の可動制限。脊椎関節機能障害などが認められた。

    <施術>
    顎関節、咀嚼筋群、頚部、肩甲帯など顎口腔系を中心に施術を行った。

    <経過>
    初回のケアで痛みは消失し、以後予防のため継続的なケアを行う。

  • Case No.80  頭痛(後頭神経痛)・肩こり(60代 男性 会社員)
  • 先週、夜中に右後頭部がズキズキと痛み目が覚めた。昨夜も同じようなことで目が覚め、今日は一日中頭が重いため来院。今朝ブラシで頭をとかしていると後頭部から頭頂部あたりがビリビリと感じ、左に頭を倒すと「ツーン」とした痛みが走る。もともと肩こりがあるが、それ以外の随伴症状はない。また心臓の手術歴があり、現在も抗血小板薬など数種類の薬を服用している。

    <検査>
    頚部可動域検査―首や肩の張り、左回旋で主訴誘発。触診―頚部周囲筋、肩甲骨周囲筋に筋過緊張、右上部僧帽筋付着部周辺に圧痛と主訴誘発。カイロ検査―頚椎、上部胸椎、腰椎などに関節機能障害が認められた。

    <施術>
    脊椎の機能障害に対する矯正(マニュアルとアクチベータの併用)、頭部から肩部の筋肉、肩甲骨周囲筋に対するケアを行い、ストレッチ、仕事中の姿勢、睡眠時の環境などをアドバイスした。

    <経過>
    3日後に2回目の来院。だいぶ楽になり、夜中の痛みもなく、ブラシ使用時の痛みも減った。まだ左側屈での痛みは残っている。脳のCT検査では異常ないとのこと。1週間後に3回目の来院。肩こりがだいぶとれた。頭痛は少し残っているが領域が小さくなった。ブラシの使用も問題ない。9日後に4回目の来院。頭痛は無くなったとのこと。その後間隔を空けてケアを行っている。

  • Case No.65  後頭神経痛・後頭部がしびれる(40代 女性 医師)
  • 2週間前より右後頭部にしびれを感じ、脳神経外科、整形外科を受診したが異常はなく、肩こりからくるものではないかということでマッサージを勧められた。2回ほどマッサージに行ったが変化が見られなかったため来院。波はあるがしびれは常時感じ、後頭部に圧痛もある。また先月に転倒し軽いムチウチ状態にもなった。もともと頚肩こりもある。

    <検査>
    頚部可動域検査では右頚肩部、頚胸移行部などに痛みあり。触診では後頭骨の上項線周辺に圧痛としびれ誘発、上部僧帽筋、頚部伸筋群、肩甲挙筋、胸背部筋などに過緊張と圧痛が認められた。カイロ検査では頚部の前弯減少、腰部に軽度側弯、頚椎、胸椎中心に関節機能障害が認められた。

    <施術>
    頚部周囲筋、胸背部筋に対するケア、頚椎、胸椎、肩甲骨を中心に関節モビライゼーションとアジャストメントを用いた。加えて頚部、肩甲骨周りのエクササイズをアドバイスした。

    <経過>
    3日後に2回目の来院。しびれはまだ残るが程度は半分ほどに軽減した(VAS5/10)。その後、週2回の施術を行い、計4回(約2週間)ほどでしびれは無くなり改善を示した。

  • Case No.46  後頭部が重い・緊張性頭痛・肩こり(30代男性 会社員)
  • 30代男性(会社員)が頭痛を訴え来院。2カ月ほど前から週に数回、後頭部あたりが重いという。脳神経外科を受診したところ緊張性頭痛ではないかとのこと。仕事はデスクワークで2、3ヶ月前は仕事が忙しかったという。また10年以上慢性的な肩こりがあり、ここ最近は肩こりも強いとのこと。頭痛は今回が初めて。

    <検査>
    姿勢検査にて座位時の不良姿勢、頚部可動域検査にて頚部筋の張り感、触診にて深部頚部伸筋群に筋緊張と圧痛、胸背部筋の筋緊張、脊椎・骨盤に関節機能障害などが認められた。

    <施術>
    頚部、胸部の筋肉に対するケア、脊柱・骨盤の矯正、姿勢改善のエクササイズ、アドバイス等を行った。

    <経過>
    1週間後に2回目の来院。頭痛は軽減、肩こりは少しあり。その1週間後に3回目の来院。頭痛はこの1週間出ていない。1週間後に4回目の来院。頭痛は出てない。肩こりは以前より気になっていない。その後間隔を空けながらメンテナンスケアに移行。現在も頭痛はなく、肩の調子も良好。

  • Case No.45  あご周囲の痛み・口を開けたり、物を噛むと痛い(20代女性 学生)
  • 20代女性が一昨日あたりから右顎周囲の痛みを訴え来院。症状は右顎、耳裏、首からこめかみにかけて重い感じが常時あり、口を開けたり、物を噛む動作、また起床時に痛むという。特に思い当たる原因はなく、このような症状は初めてとのこと。

    <検査>
    顎関節の下制運動で右顎に痛み、右側方運動で右顎に違和感と制限、咀嚼筋群、後頭下筋に緊張と圧痛、また頚椎の関節機能障害などが認められた。

    <施術>
    顎関節のケア、咀嚼筋のトリートメント、頚椎を中心に脊柱へのアプローチを行った。

    <経過>
    初回の施術後、開口による痛み、違和感は消失した。

  • Case No.40  頭痛(緊張型頭痛)・肩こり(30代 女性 公務員)
  • 30代女性(公務員)が1週間ほど前から右後頭部から側頭部にかけてのズキズキまたは締め付けられるような頭痛を訴え来院。特に思い当たる原因はなく、脳神経外科、耳鼻科では異常は認められず緊張性頭痛ではないかとのこと。頭痛は朝起きてから1日中続き、運動で少し楽になるような気がする。また以前にも頭痛になったことはあるが、今回とは違うという。頭痛に伴う随伴症状は認められない。

    <検査>
    頚部の可動域検査において頚部痛、頚肩部の張り、触診において右後頭下筋・咬筋・側頭筋に筋緊張と圧痛(頭痛の再現)、上部僧帽筋など頚肩部周囲筋の筋緊張と圧痛、また顎関節、脊椎に関節機能障害が認められた。

    <施術>
    関節機能障害に対するマニピュレーション、後頭下筋、顎関節周囲筋などに対するトリートメントを行った。

    <経過>
    1週間後に2回目の来院。初回の施術2日後から頭痛はあまり感じなくなったとのこと。初回と同様の施術を行う。3回目の来院はその1週間後。頭痛は感じない。肩こりが少しあるくらいとのこと。4回目の来院は1週間後。頭痛はないとのこと。その後メンテナンスケアに移行。

  • Case No.32  レーシック術後の頭痛・肩こり・首こり(30代 男性 デスクワーク)
  • レーシック手術後の頭痛・肩こり・首こり(30代 男性 デスクワーク) 先月にレーシック治療を受け、その4日後あたりから右の肩こり、右側頭部に締め付けられるような頭痛、突っ張り感が出始めたため来院。もともと慢性的な首こり、肩こりはあったが頭痛はなかったとのこと。仕事中(PC作業)に痛みは増強し、物を噛む(咀嚼)動作で多少軽減するという。

    <検査>
    頚部可動域検査では全方向で首の痛みや肩の張りを訴え、触診検査では右側頭筋、斜角筋に強い圧痛と過緊張、首肩周囲筋の過緊張、脊柱の側弯、右足の短下肢、関節機能障害などが認められた。

    <施術>
    脊椎、肋骨の関節機能障害に対するアジャストメント(矯正)、頭部、頚部、肩周囲筋に対するトリートメント、エクササイズなどを行い、アドバイスとしてストレッチ、エクササイズ、仕事環境での改善点などについて行った。

    <経過>
    施術を重ねていくうちに頭痛の頻度は減り、首、肩の症状も改善を示したため現在はメンテナンスケアに移行中である。4回目以降頭痛は出ていない。

  • Case No.27  頭痛・トリガーポイント(20代 男性 デスクワーク)
  • 3年ほど前(仕事を始めた時期)から左頭部の頭痛に悩まされ来院。部位は左側頭部、目の奥、頭頂部、後頭部と広範囲にわたり重だるく辛いという。週のうち半分は頭痛があり、頭痛が強いときは吐き気を伴うという(ただし吐いたことはない)。また左腕全体が痺れることもあるという。症状は仕事中に増悪し、休日や睡眠で軽減する。病院でCT、X線を撮ったが異常はなく片頭痛と診断された。

    <検査>
    検査では神経学(―)、バレリュー(―)、頚部の可動域で右回旋の運動制限、触診では左の後頭下筋、胸鎖乳突筋、上部僧帽筋、斜角筋、板状筋、肩周囲筋などにトリガーポイント(Trp)、また頸椎から胸椎にかけて軽度の側弯、関節機能障害、座位時での不良姿勢などが認められた。

    <施術>
    施術は頚椎、胸椎を中心にマニピュレーション、トリガーポイント療法を行った。アフターケアとして頚部、胸部中心のストレッチやエクササイズ、また姿勢のアドバイスを行った。

    <経過>
    初回の施術で良好な反応を示し頭痛は軽減、3回ほどで頭痛は消失、5回の施術を行い頭痛は出ていない。

  • Case No.20  頭痛(10代 女性 中学生)
  • 10代女性(中学生)が頭痛を訴え来院。症状はひと月ほど前から発症し今月に入り強くなった。頭全体がズキズキと痛み特に増減要因はわからない。もともと頭痛持ちではないが病院(内科)では頭痛持ちではないかと言われ薬を処方された。原因は特に思い当たらないが、夏休み中の部活が忙しく室内で暑い、また人間関係でのストレスなどがあるという。既往歴として小学生の時に肋間神経痛、自律神経失調症などがあり、また心臓の動悸が強くなることがあるという。最近の健康診断では特に問題はない。

    <検査>
    検査では胸部から腰部に軽度の側弯、頚部筋の筋緊張、脊椎分節機能障害がみられ、触診時の過剰な反応(触診過敏)が認められた。

    <施術>
    施術は本人の身体の反応を見ながら軟部組織の緩和操作、脊椎のモビリゼーション、アジャストメント(矯正)、頚部筋に対するストレッチなどを行った。

    <経過>
    当初は変化が見られなかったが、回数を重ねていくうちに頭痛の強さや頻度は減り、4回目以降頭痛はなくなった。現在はメンテナンスケアにあたっている。

  • Case No.09  肩こりを伴う毎日続く重だるい頭痛(30代 女性 デスクワーク)
  • 30代女性(デスクワーク)が1週間ほど前から頭痛が治まらないと訴え来院。頭痛は後頭部から両側頭部にかけて重だるい感じでこの1週間毎日あるという。もともと頭痛持ちで月に1度ほど出現するが今回のように毎日続くのは初めてである。また頭痛は疲れている時や仕事中に発症し、慢性的な肩こりもあるという。

    <検査>
    頚部の可動域の低下、後頭下筋、胸鎖乳突筋のトリガーポイント、上部僧帽筋、斜角筋の過緊張、脊椎、肋骨などの関節機能障害がみられた。

    <施術>
    脊椎、肋骨の関節機能障害に対するマニピュレーション、トリガーポイント療法、筋肉に対するトリートメントを行った。

    <経過>
    2回ほどの施術で頭痛は改善された。

  • Case No.08  後頭部がピリピリする頭痛・後頭神経痛(30代 男性 会社役員)
  • 30代男性(会社役員)が頚部痛、肩こり、頭痛を訴え来院。肩こりはもともと慢性的にあり、3年ほど前から頸部痛、頭痛を感じるようになった。ちょうど3年くらい前から仕事でパソコン作業が頻繁に続くようになる。頭痛は後頭部あたりがピリピリと痛む。病院での画像検査(MRI)、血液検査は異常なし。後頭神経痛ではないかとのこと。

    <検査>
    頚胸移行部から上部胸椎にかけて過剰後弯、頚部の可動域減少、頚部周囲筋(特に屈筋群、伸筋群)、肩甲骨周囲筋の著しい緊張、また後頭骨、脊椎に関節機能障害が認められた。

    <施術>
    後頭骨から頚椎、胸椎を中心に脊椎マニピュレーション、頚部から肩甲骨周囲にかけて筋肉のトリートメント、ストレッチを行う。またホームエクササイズとしてストレッチや姿勢改善等のアドバイスを行った。

    <経過>
    4回ほどの施術で頭痛は消失し、肩こり、頸部痛も改善を示した。

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