胸・背部の症状について
このページは、胸や背中の症状について説明しています。
次の様なことでお困りの方は、原因と対処方法(治療)についてご覧下さい。
なぜ、胸や背中の症状は起こるのか?
胸郭と背骨の仕組み
胸部、背部の症状に関しては、胸郭を形成している骨格(胸椎12個、肋骨12対、胸骨1個)や肩甲骨、鎖骨、それらにかかわる筋肉、関節、靭帯などの組織の問題や、内臓からの関連痛が原因になっている場合があります。
長時間の座り仕事、パソコンや携帯電話、うつむき姿勢、腕の酷使、抱っこ、授乳、重いものを持つ、不良姿勢などでは背中への負担が大きくなり、胸椎の障害、背部の筋肉疲労、筋筋膜痛症候群などを起こします。
胸椎という背骨は、胸郭の一部として臓器を保護しているため、他の部位の骨(頚椎や腰椎)に比べて可動性は少ないとされていますが、体の動きだけでなく、姿勢の維持や呼吸の動き、自律神経の働きにも大きく関わる重要な部分です。
そのため、姿勢、呼吸、自律神経の乱れが胸背部の歪みや背中の症状(張りや痛み)として現れることがあると同時に、背中の症状や歪みが姿勢、呼吸、自律神経の働きに影響を与えることもあるということになります。
また、頻度は少ないですが、心臓、肺、胃などの内臓疾患から胸や背中に痛みが生じている場合もあり、注意が必要です。
胸・背部痛の対処方法(治療)について
カイロプラクティックケア
背骨は横から見るとS字カーブを描いています。胸椎はちょうど後弯部分にあたり、頚椎と腰椎の間に位置し、つなぎめ役として機能しています。
胸椎の後弯の増大や減少、側弯、歪みなどでは、胸椎自体(背中)はもちろんのこと、その上下に位置する頚椎や腰椎にまで負担がかかり、筋骨格の障害を引き起こすきっかけとなります。
また、胸椎から出ている自律神経(交感神経)や前に位置する臓器にも影響を与え、自律神経機能、内臓機能を妨げる可能性もあります。
カイロプラクティックでは、構造的なバランスと機能を考え、胸郭、脊柱あるいはそれらに関連する組織にもアプローチし、全体的な改善を図ります。それによって筋骨格組織、神経系、内臓組織への負担を軽減させ、障害を防ぎます。
特にカイロでは姿勢を重要視しています。姿勢改善のためのストレッチやエクササイズにも力を入れています。
正しい姿勢、正しい体の使い方は、体への負担を減らし、調和の取れた体をつくるだけでなく、見た目の印象や精神面(前向きな気持ちなど)にも大きく関わってきます。
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胸・背部の症例一覧
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